脱ジム!スタジオオーナーの私が日々、感じていたこと

「何か運動しなきゃー」「ヤセたい!!」と勢いで入会してみたものの、テンション上がって続いたのは最初の2、3回。

後は、「行かなきゃ」という義務感を前に「今日は雨だし・・」「今週は残業続きだし体を休めた方がいい・・」と自分に言い聞かせること数週間。それも面倒になってくると、一旦「ジムに行く」ことを考えなくなり放置。

自動引き落としの月額会費がもったいないとわかっていても、「また行く気分になるかも」と、この期に及んでまだ往生際の悪さを発揮、でもさすがに半年も自動引き落としが続くと、ようやく退会手続き完了。

今回も続かなかったな・・と、今さらのようにムダに払い続けた月額会費を惜しくなる・・

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かつての私の経験です。

社会人になってから、運動不足を感じてジムに入会しましたが、長続きしませんでした。

不思議なもので全く行かないのに、半年くらい会費を払い続けていました。

 

もし、似たようなご経験のある方がいたら、少し長いですが、ぜひ一読いただければと思います。

 

ジムが続かない理由

 

私の経験談と、スタジオをオープンしてからお客様から聞いた「ジムが続かない主な理由」はだいたい下記のような感じです。

【マシンの使い方が合っているかわからない】

使い方は確かに書いてあるのですが、見よう見まねなので、実際正しい使い方ができているかわからずモヤモヤしながら「こんな感じかな」とやっていることは多々ありそう。

 

【マシンを占領されていて、なかなか利用できない】

入会したスポーツジムに、長年通っている方のグループ集団は、やっぱりどのジムにもいらっしゃるようです。

そのような方々がマシンを交代で使っていて、なかなか順番が回って来ない、ということは私も経験があります。

 

【パーソナルトレーナーは高い】

きちんとトレーニングするために正しく体もマシンも使えているか確認したい、と思っても、パーソナルトレーナーを付けるのはちょっと予算が・・ということですね。

最近では、それほど高額でなくてもパーソナルトレーナーを付けられるジムもあるようですが、しかし誰もが気軽に払える金額ではないのは確かかと思います。

 

【単調で飽きる】

とても良く分かります。私はこの理由でジムは続きませんでした。

飽きてくるとさらに悪いのは、正しい姿勢でトレーニングできているのかを確認しなくなり、フォームが崩れたままトレーニングしてしまうことが懸念されます。

そうなると、トレーニングがムダになるだけでなく偏った筋トレになり、体のラインが崩れたり、痛めやすくなる場合もあるので注意です。

また、マシンだけでなく、フロアプログラムも充実しているジムが多いですね。私もマシンに飽きてきたタイミングで、ダンスプログラムやストレッチプログラムに参加したことがあります。

その時に感じたのは、「常連さんっぽい人が多くて始まるまでの時間、なんとなく居づらい」「先生の動きについていくのが大変」と後ろ向きに終わってしまいました。

 

続かない経験があるのに、懲りずにまた入会する理由

 

では、一回挫折したにも関わらず、なぜまたジムに入会してしまうのでしょうか。

何か運動をやりたいけど、未経験のジャンルに挑戦するのはハードルが高い。

その点、やるべきことがイメージできるスポーツジムは、敷居が高く感じない。これがベースにあると思います。

また、同じ失敗を繰り返すまいと、前回続かなかった理由を自分なりに分析をするので、「次こそは」という思いで、再びスポーツジムへの入会を決める。あるいは、新しいジムができると、いろいろなプログラムも豊富なので「これなら続きそう」と思う。

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でも、結局足が遠のいてしまい続かない・・・コレ、かつての私でした。

 

運動を続けるためのポイント

 

では、途中で挫折することなく運動を続けるためのポイントは何かな、と考えたときに、だいたい下記3つくらいかなと考えています。

【目標が明確】

「体重を○○kg落としたい」「○○までにヤセたい」、明確な強い目標があって、成果が見え始めてくるとモチベーションも維持できるので続けやすいです。

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【モチベーションが維持できること】

「運動することが楽しい」「気分がスッキリする」「目標に近づいている実感・達成感がある」などなど、「目標が明確であること」も含めて続けるメリットや楽しみが見つけられると続けられます。

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【家から近い】

東急グループの調査レポートによると、「現在通われているスポーツジムに入られたきっかけに当てはまるもの」の中でダントツの1位は、「自宅近くにあったから」という理由のようです。

(参考) 運動やフィットネスクラブに関するアンケート(2015年)

 

「一つのことを続ける」ではなく「いろいろなことを試しながら、継続できる」ように

 

しかし、運動を続けるポイントがクリアできたとしても今まで運動習慣のなかった人が習慣化していくことは、アタマで想像するより労力を使うものであり、結構難しいことだと私は感じています。

また、本当に強く明確に目標を持つことも、意外と難しいのかな?とも思います。

体重を落とすまでにどれくらいの時間とお金をつぎ込むのか考えて「本当にそれをやり遂げたい」と考えてから入会に至るのではなく、「なんとなく運動したい」もしくは「何か運動を始めなければ」と感じていて「できれば、痩せたい」というライトな感覚の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

スタジオWeBAでは、明確な目標がある方には、週何回くらい通ったほうがいいのか?どのプログラムが良いのか、などアドバイスをしていきますが、

「なんとなく運動したいな」「そろそろ何か運動を始めなければ」という方には、まずはいろいろなプログラムを試していただいて、エアリアルの感触をつかんでいただくのが良いな、と考えています。

料金設定は、1回ごとに払う単発料金のみの設定を基本とし、通い慣れていただいたお客様向けに、チケット回数券を販売しています。

 

教わってできる「達成感、上達している実感」、自分の体の状態を発見できる「面白さ」を伝えたい

 

スタジオをオープンするにあたって、お客様にこの部分を一番伝えたい!と私が感じていたのは、

施設や設備などのハード面だけでなく文章や写真・動画で伝えるのが難しい「気持ちの部分」ソフトの面です。

 

エアリアルは、絶対に最初は人に教わらないとできない難しさがあるので、インストラクターはこの部分を大変重視しています。

普段から体を動かしている人、全く運動経験がない人、体が軟らかい人、硬い人、どんな方が受講されても、

必ず何かしら「絶対できる」ことを初回のレッスンから教えます。

そして、楽しいと感じてもらえるように個々人に合わせてインストラクションしていきます。

図1

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さらに、レッスンスタイルのプログラムでは、初めての方でも、徐々にいろいろなポーズや連続した動きができるようになるので、できなかったことができる喜びや達成感、充実感があります

 

そして、スタジオWeBAのプログラム中のストレッチでは、体のどの部分に効いているのか、何に気を付けたほうがいいのか、といった部分も会話の中でできるので、お客様自身が体の状態を把握できる面白さも感じていただきたい、と思っています。

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ダンピング対象になりやすい入会金、スタジオWeBAでは最初から設定しません

 

スポーツジムやフィットネスに限ったことではないですが、価格競争になると「入会金、今なら半額」といった文言を広告でよく目にします。

よく目にすることが多すぎて「そもそも入会金をお客さんからいただいた実績あるのかな?」と疑いたくなります。

 

一般的な「入会金」の意味合いとしては、顧客情報を預かる上での管理費用・登録費用等、意味のある対価などでしょうか。あるいは、広告宣伝費の回収という考えもあるかなと。

しかし、入会金をいただかなくてもそのような管理はしっかり行うし、設定する意味が無いと考えました。

また、お客さんの立場で、何に対してなら「入会金を払ってもよいか?」を考えた時に、例えば会員制のラウンジのような、会員になることが一種のステータスになるなら払う意味があるけど、高価格帯の事業でないならば、その要素が無いなと思いました。

 

ということで、お客さんを引き寄せるための、見せかけの「入会金」システムなら最初から無い方がいい。

そう考えて、入会金は設定をしていません。

 

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もし、何か運動を始めたいけど、何がよいのか迷っている・・という方はぜひ一度、スタジオWeBAでエアリアルを試してみませんか?

ご不明な点やご質問がございましたら、お気軽にご連絡下さい!

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