柔軟度別に紹介:ビールマンポーズ習得への道!(フィギュアスケート・チア・一輪車)

演技系競技者のパーソナルトレーニングでは、ビールマンポーズ(スコーピオン、ニードル等同義)が課題で受講している児童・学生が一定割合います。

ビールマンについては習得方法や腰の曲がる角度に気をつけましょう、という内容で、いくつか記事を書いていますが、この記事ではパーソナルトレーニングでの事例を柔軟度別にご紹介します。

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高度な柔軟性を求められる競技では、どうしても腰への負担が高くなりがちですが、腰を反らせること以外の部分のトレーニングを取り入れているのといないのとでは、ケガのリスクも変わります

紹介している自宅トレーニングは、それぞれの身体の状態に合わせて参考にしてみてください。

 

 

★よこ開脚角度が150°前後、床に上半身がつかないタイプ

ポイント:股関節(腸腰筋)の柔軟性+肩・肩甲骨周辺の筋力強化

ビールマンは180°開脚ができなくてもできるポーズですが、腰への負荷を減らすために股関節の柔軟性向上を第一優先に、プラス肩の柔軟性、背筋強化をまずは取り組みます。

◎スタジオではこのような布やポールを使ってトレーニングしています

◎自宅トレーニングはスタンダードな股関節回しや、腹筋・背筋も同時使うトレーニングを実施してもらっています

 

★前後開脚は180°前後開くタイプ

ポイント:肩・肩甲骨周辺の柔軟性+背筋、脚力強化

股関節の柔軟性は落ちないようにしつつ、第一優先は肩と肩甲骨周辺の柔軟性、筋力強化です。とくに肩で支える感覚の筋力アップを重視しています。

◎スタジオトレーニング

◎自宅トレーニング

 

★両手もしくは片手で一発でポーズを取ることを求められる競技(一輪車・チア)

ポイント①:脚力・腹横筋・背筋強化

股関節の柔軟性はキープしつつ、第一優先は脚と体幹の筋力強化です。

手で支えなくても脚をある程度の高さまで上げてキープできる筋力が必要です。

◎スタジオトレーニング

 

◎自宅トレーニング

 

 

 

ポイント②:練習をするときは動画+モニターを使う

足をもつ手が脚と反対の場合は特にですが、足の軌道と後ろにあげる手・腕の軌道を一発で合わせられるように、後ろからカメラで映した画像をモニターにつなげて練習できると効率的です。

肩・股関節ともに柔らかくなってくると、ビールマン⇔I字もできるようになってきます

 

★不安定な足元で実施することが求められる競技(スケート・一輪車・チア)

完全に同じようにとはいきませんが、できる限り似たような不安定さを想定して実施しています。

◎一輪車

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◎チアリーディング

 

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