2016年もあと少し。そろそろ年末の大掃除に取り掛かるかたもいらっしゃるのではないでしょうか?
大掃除の際も、ちょっとしたトレーニングを兼ねたい、疲れが残らないようにしたい、という方は
ぜひ、下記を参考にしてみてはいかがでしょうか?
日常生活ではあまり動かすことのない筋肉を使えますよ♪
ただし、掃除の前に、軽く体を伸ばすストレッチを5~10分くらいしてからやってみて下さいね。
窓を拭くときは手を後ろ側に、凝り固まった肩回りをほぐす
窓拭きは、顔の前で雑巾を持って窓を拭くのが普通の体制ですが、雑巾を持っている手を
後ろにして、窓に対して横向きになって拭いてみましょう。
▲窓に対して横向き、手は後ろ、雑巾を上下に動かす形で拭き掃除
▲手を下げるときに広背筋を使います。普段使い慣れていない筋肉なので動きづらい人もいるかも
▲▼雑巾を持つ手の内側。手を上げている時は、肩だけでなく腋の下もしっかり伸びます。普段伸ばさない方はリンパが詰まっているので、痛気持ちイイくらいの感覚があるとベスト。
通常の拭き方よりは力が入りづらいかもしれませんが、手を後ろ側に持っていくことで、肩や鎖骨回りの筋肉を伸ばし、かつ背中・肩甲骨回りの筋肉をしっかり動かすことができます。
普段、デスクワークの方は、肩と背中は伸びっぱなしのまま固まっている人も多いのですが、筋肉を固めてしまうことで血流が悪くなり肩こりや頭痛の原因になります。
また、スマホを操作する際に、ついつい前かがみになりがちな方も、同じように背中側の筋肉が伸びたままなので、ほぐして動かすようにしていきましょう。
▲スマホ操作の際、これくらい頭が前に倒れていると、背中側の筋肉はコリ固まっている可能性大
雑巾がけは、脚の裏側を伸ばして代謝UP
雑巾がけは結構ハードなのでさっさと終わらせようとして、膝を曲げてちょこちょこ走るような姿勢になりがちですが、
ちょっと時間をかけながら、後ろになった脚の太腿、ひざの裏、ふくらはぎ、脚の裏側全部を伸ばすように意識しましょう。
▲ついついひざを曲げてしまいますが ▼なるべく伸ばそう
脚の裏側は、縮まったまま使っている方がほとんどです。
ここをしっかり伸ばすことを意識すると、むくみも解消されやすくなりますし、特にもも裏のハムストリングは大きな筋肉なので
エネルギー代謝UPも期待できます。
雑巾がけそのものも腹筋や背筋など、上半身のトレーニングにもなるので、普段は掃除機で済ませているお部屋も
ぜひ、雑巾がけをしてみて下さい。
重たい荷物を運ぶ際は、脚をしっかり使おう!
大掃除の時には、普段なかなか処分することのない重たい不用品や本・雑誌などを運ぶこともあると思います。
その際に気を付けたいのが、モノを持ち上げる時の姿勢。
ついつい、腕・手だけで持ち上げてしまいがちですが、これは腰を悪くする要因の1つです。
▲腰を伸ばしたまま、重いものを持ち上げると、一気に腰に負荷がかかり危険です
重たいものを運ぶときは、腰・お尻を落として、脚を使って持ち上げるようにしましょう。
▲横着せずに、膝を曲げて脚全体を使って持ち上げることで、荷物の負荷を全身に分散できる
いかがでしたか?
大掃除でトレーニングを兼ねられたら、お部屋だけなく、身体もスッキリして新年を迎えられるのではないでしょうか?
また、大掃除をしたことで体を痛めてしまった・・病院に行くことになった・・となってしまったら、せっかくの年末年始が楽しく過ごせないので、
なるべく体全体を使うように意識すると怪我の防止になりますよ!