体を柔らかくしたい!硬い要因はどこにあるのか?

「体が硬いなー、柔らかくしたい」

と思っている方の多くが、その要因は「腰」「背中」「脚」と感じているようです。

しかし、実際一緒にストレッチをしてみると、必ずしも「ここが硬い」と思っている部分ではないなと思うことが結構あります。

 

硬い要因は複数個所の筋肉にある

 

例えば前屈。

座って行う長座前屈と立ち姿勢で行う前屈とがありますが、

手が足先に届くと「柔らかい」と一般的に判断されるので、手が届かない方はたいてい「体が硬い」と言います。

しかし前屈で手が足先に届かない要因は

「腰や背中の筋肉が硬い」以外にも

  • 太ももの裏側、ハムストリングが硬い
  • お尻の筋肉が伸びづらい
  • 膝の裏側が伸びない
  • すねが硬い
  • 足首周辺の筋肉が硬い
  • 腹筋が硬くて丸まりづらい
  • 骨盤が後ろに倒れている
  • (立ち前屈の場合は)足の裏や足指の使い方に偏りがある

などなど、いろいろな要因が考えられます。

そして、体は繋がっているのでこのうちどれか一つが原因ということはありません。
いろいろな要因が重なって筋肉が伸びづらくなるのが一般的です。

 

一見、柔らかい、でも本当は硬い部分はストレッチされていない

 

また、柔らかい筋肉が伸びているだけで実は硬い部分がある、ということもよくあります。

例えば冒頭の女性の写真、長座前屈を例にすると

腰回りの筋肉と腹筋比較的柔らかいので、手は足先に届く。

膝の裏側はやや伸びてはいますが、完全に床にはついていないですね。

このことを意識してストレッチをしていないといつまでたっても膝の裏側は伸びないままです。

 

さらに、この女性と比較する形でこちらの男性の写真を例にとります。

赤い線の部分を見ると男性の方が腰回りの筋肉が硬いことが分かりますね。

さらに、青い線で囲った背中部分の筋肉も伸びづらくなっているのが分かります。

なので手が足に届くような前屈ができるようになるためには、腰以外にも背中の筋肉がしなやかに伸びるようなストレッチが必要です。

 

このように「体が硬い」は細かく見ていくと人それぞれ違いがあるので

体を柔らかくしたいと思っている方は、まずは「硬い要因はどこにあるのか?」ということを把握することがポイントです。

 

自分の体のクセを知ってからトレーニングしよう

体の柔らかさや硬さは、一人ひとりこれまでの生活習慣や体の動かし方のクセなどによってそれぞれ異なります。

「自分ではわかりづらいなー」という方は、ぜひこちらのプログラムにお越し下さい!
一緒にストレッチして、どこが伸びやすいのか、硬いのか、それぞれの体の特徴をお伝えしています。

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