先日、スタジオの所在地である東京都江東区の「地域クラウド交流会」にて事業プレゼンをさせていただきました!
その様子を伝えるともに、私のように自営で事業をされている方や今後独立を考えている方で人脈を広げたいと思っている人はぜひ一度は参加してみるといいよ!と思いましたので、オススメポイントを今回は書きます。
地域クラウド交流会とは?
地域クラウド交流会とは、株式会社サイボウズが各地域の自治体と取り組んでいるイベントで、起業家とその応援者によるチームの誕生を支援し、地域活性化につなげる「地域の起業支援プロジェクト」です。
地域クラウド交流会にはふたつの役割があり、一つめは、地域の起業家たちと、起業家や地域を応援したい人たちの交流とビジネスマッチングの場となること。二つめは、起業家の事業プレゼンにその場で投票し応援を起業資金に変える「交流会型クラウドファンディング」の機会提供です。
開催は全国に広がっているらしく、地元の金融機関が旗振り役となって実施しているようです。
→こちらに開催予定掲載されています。今のところ告知はフェイスブックのみのようです。
東京都の場合は第一勧業信用組合さんが担当しています。
事業プレゼン
具体的にどんな内容かというと、毎回5名の起業家が交流会の参加者を前に自身の事業プレゼンを3分間で実施して、参加者は「この起業家を応援したい」という人に1票を投じる、というのが基本の内容です。
プレゼンに参加できる起業家は、地域の自治体が選定しているようなんです。
私も江東区役所の方から連絡をいただきました。
積極的にプレゼンしたいぜ!という方は管轄の区役所等にお問合せすると良いかもしれません。
参加者は事前の予約などは特に必要なく、どの地域での開催でも参加は自由。
参加料金は1,000円。
この参加料金のうち半額の500円が、投票したプレゼン事業者に還元されるという仕組みになっています。
当日の様子
ということで、9/16に江東区地域クラウド交流会にプレゼン登壇者として参加して参りました!
通常、起業者の事業内容に縛りは無いのですが、私が参加したこの回は「スポーツ産業拡大版」ということで、スポーツ関連の事業に関わる5名が参加しました。
当日のスケジュールはこんな感じ。
- 開催の挨拶(幹事・区長)
- 大人の本気のラジオ体操
- 事業プレゼン
- 投票・集計を待つ30分くらいは参加者含めた自由交流会
- 結果発表
ラジオ体操は、あのラジオ体操ですよ!参加者の空気を和らげるために実施しているそうです。
事業プレゼンは登壇者が決まった順ということで、私が参加した回では自分がトップバッターでした。
この順番の決め方はもしかしたら開催エリアによって違うかもしれませんね。
▲登壇者の様子
プレゼンの様子をお伝えしたかったのですが、当日の撮影した動画が暗すぎて掲載できず・・・
一人3分の持ち時間で順番にプレゼンを実施して行きます。
他の交流会との比較
プレゼンが終了すると、投票を含めた交流時間となります。
投票はサイボウズのkintoneというクラウドシステムを使っています。
投票している間は、参加者・登壇者ともに名刺交換したりなどで交流を深めます。
この地域クラウド交流会では、参加者が交流がしやすいように参加者の名刺を模造紙に貼って掲示してあります。
なかなか交流会っていきなり名刺交換するのは抵抗ある方もいるかと思いますが、掲示された名刺を見て「この人と話をしてみたい!」と思ったらスタッフに伝えると、その人を呼び出していただけるので交流しやすさはあります。
私は東京商工会議所の交流会に2回ほど参加したことがありますが、商工会議所の方は参加者が基本的に「事業者」で「顧客開拓」を目的にしている人がほとんどです。なので、ちょっとある意味ガツガツしているというか・・雰囲気もやや固いんですよね。
しかし、こちらの地域クラウド交流会は登壇者は事業者ですが、参加している人は必ずしも自分で事業をしているわけではなく、金融機関の方だったりメディアの方だったり、いろいろ情報収集している方など様々です。なので、商工会議所の交流会と比較すると和やかな感じです。
なので、人脈を広げたいけどガツガツした雰囲気は苦手・・という方にはオススメです。
私もなかなか交流を広げるのが得意ではないので、次回はプレゼンを聞く側で参加してみたいと思っています。
プレゼン参加の感想
ちなみに、プレゼンに参加した感想としては「参加して良かった!!けど、事前準備がしづらかった」ということに尽きます。
地域クラウド交流会に参加する人の属性が事前に分からず、また、「応援した人に投票」というコンセプトも
プレゼン者の人柄なのか、ビジネスモデルを応援なのか、全部なのか・・参加者が何を基準に投票するかが分からなかったので準備がしづらかったな、と感じました。
ですが、自分の事業を一人でも多くの方に知ってもらうのは良いことなので、「自分の事業を広めたい」という方はお近くの地域クラウド交流会に積極的に参加されると良いと思います。
なお、今回は写真や動画の撮影があまりできてなかったため、次回参加した際にはしっかり撮影してブログにアップしたいと思います。