会社員生活の名残

時間をお金で買う、お金を時間で買う

投稿日:2016年3月3日 更新日:

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こんにちは、モルトです。

今日は、合理的と思ってたことが単なる長年の習慣に過ぎなかったことを書いてみます。

 

時間とお金の関係です。これをどう考えるかは人によりますが、

私はせっかちな性格もあり、社会人になってからは確実に「時間をお金で買う派」でした。

時間を短縮できるなら少し高くても高い方を選ぶ、そのことに何の迷いも感じていませんでした。

今さらながら、なぜそんなに時間がかかることが嫌だったのか、
時には明確な回答が無かった時もあったと思いますが、
会社員の時は、それが合理的であるように思っていました。

しかし今は貯金を切り崩しての生活のため、無収入。出費は減らすにこしたことはありません。

 

先日、仕事で東京から大阪に行く機会がありました。

今までの私だったら、迷わず「のぞみ」。
でも、今は出費を減らしたい、ということで「ひかり」もしくは「こだま」を選択せざるを得ない。

調べてみると「こだま」は乗車数日前予約でお得な「ぷらっとこだま」というのが
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4時間かけて大阪に行くのは、正直「長いなー」と思いましたが、
「ぷらっとこだま」はプラス1,500円でグリーン車にできるので、
「グリーン車ならゆったり仕事もできるし」と思い、往復「こだま」にしました。

 

ということで、「お金を時間で買う」行動にしたわけですが、結果的にとても良かったと思いました。

4時間の移動も、仕事をしたり本を読んだりしていれば、さほど気にならない。
お金が節約できたこと以上に、何よりも、
「過去に、お金で買って節約した時間は果たして本当に有効に使えていたか?」
を振り返るきかっけになりました。

 

単純に言えば、ただ、習慣になっていただけ。

節約できた時間を有効に使えていたこともあるし、
何も考えずにいつもの習慣で対価を払って時間を買っていただけの時もある。

時間を節約できた、と思っていても、結局その時間を
ダラダラ無駄にしてしまうことも多かった。

買っていたのは時間ではなく、「早く到着したい」「早く終わらせたい」という、
せっかちな気持ちを満たすための支払対価。

常に意識していれば気づけただろうに、制約された環境下にならないと気づけない
・・そうした部分も、反省の一つになりました

 

ちなみに「こだま」のグリーン車は、平日の昼間ということもあり本当に空いていました。
途中から車中には私一人きりの専用車両、初めての体験でした

-会社員生活の名残

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(旧HNはモルト) 会社員を経て2016年より独立。エアリアルフィットネススタジオWeBA(ウィーバ)を運営。 これまで経験したこと、起業にまつわるアレコレ、日々の仕事、趣味など発信していきます。ブログについてはこちら