こんにちは、モルトです。昨日から、就活に関する話題が新聞やネットに出てきましたね。
以前、新卒採用業務に携わっていたこともあり、広報解禁の時期、いまだにこのテの話題が気になってしまいます。
採用広報業務は会社にとってある意味営業であり、解禁前から仕込んできた「自社に関心を持ってもらうための施策」の結果が問われます。エントリー数、会社説明会の出席率、エントリシート提出率などなど、ドキドキでした。
会社説明会の出席率は100%にならない
実際は、広報解禁日前にいろいろな名称を使って学生と接触しているので、多少は動向が掴めますが、なかなか気を抜けない時期です。
会社説明会のキャンセル率は特に見込みが難しかったな、と記憶しています。
私が在籍していた会社は、学生にはある程度人気のある業種と言われることも多く、採用ベンダーが主催するフォーラムやらセミナーに出まくって、通年、各媒体に積極的に露出していましたが、会社説明会の出席率は確か98%くらいが最高だったように記憶しています。
運営する側も出席枠に対して20%、30%多く見込んで予約を受け付けているので会場がスッカスカになることはなかったけど、雨が降ると4割近いキャンセルが出る時もあり、天気が悪い日はヒヤヒヤでした。
雨の日はドタ参できる可能性大
天気が崩れるとキャンセル率が高くなるのは、何故なんでしょうね。出掛けるのが億劫に感じるのかな。
会社説明会予約ができなかったーという方、行きたかった説明会の当日の天気が悪かったら、ダメもとでも会社に問い合わせてみるといいかもしれません。ドタ参できる場合もあるかも。
また、会社説明会は、設定されている日程の後半になればなるほどキャンセル率は上がる傾向にあるので、ちょっと出遅れたーと思っている方も、参加できないか問い合わせてみるのも良いと思います。
会社に問い合わせるのは少し勇気がいるし、予約受付期間を無視した問い合わせをよしとしない企業もあるかもしれませんが、ダメだったら「失礼しました」とサクッと引き下がればいいだけのことです。
自己分析で「行動力がある」「交渉力がある」と思っている方は、企業側がそれを感じてくれる可能性もあるかも?自ら問い合わせてドタ参した学生は記憶に残りやすいし、自分で伝えるより相手がそう感じてくれるのとでは印象が違いますからね〜。
ただし、単なるパフォーマンス狙い、と思われない様にその後の言動には注意が必要ですね
会社説明会で得るものがない=工夫がない企業
会社説明会に出なくてもエントリーできる会社もありますが、時間と資金が許す限りは参加されることをオススメします。ネット情報と実際に足を運ぶとでは得られるものも違うと思うし。
むしろ、学生がその違いを得られるような工夫を企業側も心がけているので「ネットで十分だったな」と思った企業は、企業風土なのか、担当者の資質なのか何かしらの表れだと思うので、それはそれで企業を見る一つの材料になると思います。
せっかく時間を割いて訪問してくれた学生に対して、ネットと同じ情報を流しているだけの説明会であれば、その企業は、より会社を知ってもらいたいという意識が低いという表れと思います。
そうした会社の姿勢は、採用業務に限らず、いろいろな部分に反映されていると感じています。
では、今日はこの辺で。