運動に関わる仕事をしているので体に関することはこれまで何回か書きましたが
食習慣についてこれまであまり書いたことはありません。
ですが、そういえば20歳過ぎは良く食べてたな、と思いだしたので
私が実践した、「食べ過ぎる量を減らす方法」を今日は書きます。
必要以上に食べてしまう食欲を抑えきれない大学生時代
小さい頃から食事量は多い方ではなかった私でも大学生になると、必要以上に食べるようになりました。
今思えばストレスによる過食だったのかも?と思いますが
当時は、自分でもなぜこんなに食べたくなるのかがわからず抑えきれない食欲に戸惑っていました。
当然、食べた量に応じて体も膨らみます。つまり、太る。
私の太り方は必ず脚とお尻から始まります。
これは今も変わらず、少し運動量が減ると必ず内ももからお尻にかけて脂肪がつく。
太り方は人それぞれとはいえ何年経っても変わらないのは不思議ですね。
当時、丸々した太ももとお尻にさすがにヤバさを感じたので、増えた食欲をなんとか減らす方法はないものか思案しました。
ガマンではなく先送りするという考え方
ところが「食べてはダメ、ガマンしなきゃ」と思うほど食欲は増える一方。
そこで考え方を変えました。
私が食べる量を減らすためには取った方法。
「食べものは逃げない」と思うこと。
拍子抜けしそうな、は?という感じの方法で期待していた方すみません。
具体的に書きます。
一人暮らしの大学生だった私の食事は自炊をしつつも、コンビニやスーパーで出来合いの惣菜やパンなどを買ったり。
ヨーグルトやアイスなども買ってました。
一つ一つは量は普通で多くないけど食べる品数が多かったんです。
で、どうするかというと食べる順番を決めて
最後の食べものを口にする前に「ふぅ、食べた」と一息つく。
これ、ポイントです。
例えばサラダとおにぎり2個、惣菜パン2個という場合。
サラダ、惣菜パンの順でおにぎり2個を平らげる。
最後の一つ、惣菜パンを残した状態で「結構食べたなぁ」と一息つくんです。
そして目の前の惣菜パンを見て、
「このパンは明日までもつし、今急いで食べなくてもいいか」
「食べものは置いといても逃げないし、明日に繰り越そう」
と考えて残します。
今食べなければならない理由が無いなら先送り。
これを最初は1日1回からスタートし、慣れたら毎食するようにしました。
そうすると、残すことが習慣になり次の食事の際には、
残してたパンあったからそれ食べよう、と買う量も一つずつ減っていきます。
どんな組み合わせのごはんでも同じようにしていました。
ごはん、味噌汁、焼き魚、サラダ、煮物、みたいな満遍なく食べる食事でも
必ず何かは最後に2,3口くらい残りますよね?
それを残すんです。
食べる順番は食べたいものから好きなように食べて、最後に一つ何かを残す。
ガマンではなく、「次でもよくない?」と先送りする習慣をつけることで減らしました。
ただし、これは誰かと外食する場合は止めた方がいいです。
外食する場合は残すことに対するイメージが人によっては悪い人もいるので、最初からオーダーをコントロールしてください。
デザートも1個を食べきらない
もう一つ実践していた方法があります。
同じように残す、なんですが、
ヨーグルトやカップアイス、コンビニのカップに入ったデザートやゼリーは、
2、3口食べて冷蔵庫にしまう、という方法です。
子供の頃から甘いものはあまり好きでなかったのですが、大学生あたりから食べるようになりました。
ただ、砂糖の甘さや生クリームなどの油がダメで、食べあと気持ち悪くなることも結構あり、
自分でもなんてバカなんだと思いつつ食べたい欲は抑えられなかったんです。
そこで、2、3口食べては冷蔵庫にしまい、またあとで食べるという方法を取りました。
この方法も人によっては、だらしないとかお子様のマナー教育によくないと思われるのかもしれません。
食べ過ぎを防ぐという点では有効ですが、誰かと一緒に食べるときは止めたほうがいいです。
ちなみにこれが習慣化したせいか、ヨーグルトやカップアイスは、それ以来1個をまともに食べられなくなりました。
食べたくても本当にちょっとしか食べられない。
最近では買うことも少なくなり、口にする機会は減ったなぁ。
食欲を減らしたいけど…と悩んでいたら、考え方をちょっとだけ変えて先送りしてみてはいかがでしょうか。
習慣を変えるには、ガマンではなく、前向きな少しの変化を続けるのがコツです。