こんにちは、モルトです。
昨日から某コンサルコメンテーターの経歴詐称が話題になっていますが
横文字の肩書きって、仕事や役割がよくわからず、うさんくさいですよねー。
コンサルはまさにその代表格。笑
世間的に「よくわからない」印象のうさんくささ、プラス、自分がコンサルファームで仕事をしていたときは、
打ち合わせの時に飛び交う半端な英語交じりのカタカナ表現やコンサル独特の言い回しに、
嫌悪感を覚えていたものです。
在職中は、勉強になることも多くお世話になった会社ですが、
やっぱり好きになれないかも、コンサルって
といいつつ、今日は、身についたコンサル習性をテーマに書きます。
コンサルとして仕事をしているときは、
「あらゆる視点で漏れなくダブりなく考えなさい」と要求されることがほとんどです。
お客さんに提案をするときは、多くの観点から検討を重ね、深堀し、腑に落ちるようなストーリーを作って、、というのが一種の型になっています。
これはこれで、勉強になりましたが、現在一人で仕事をしていると、
時にこの習性が邪魔になるときがあって、自分で自分をめんどくさいなーと思っていまいます。
いろいろな観点でモノゴト考えるのはいいことなのですが、結局、実際にやるのは自分なので、
「ああしなければ」「こうしなければ」という考えが、いつの間にか自分自身のハードルを上げてしまい、
能力が伴わずにへこむ、あるいは、一歩を踏み出せない、ということが独立当初はよくありました。
意識はしていないけど、結果的に完璧を目指してしまっているというか。
会社員として仕事をしているときは、同僚や上司、他の部署、会社に残る過去の経験値、など
いろいろな環境に助けられていましたが、今は考えるのも調べるのも、実行するのも反省するのも自分だけ。
当たり前にわかっていることですが、これまでやってきた仕事のスタイルやスピード感が抜け切れず、
最初のうちは、抱えなくていいストレスを自ら抱えていたような気がします。
周囲に相談できる人がいるので、一人で抱え込まない分、恵まれているけど。
一人で仕事をすることは何をするにも時間もかかるし、
簡単にできそうなことも一人でやるのは難しいなーと実感しています。
ついつい、効率性や最短距離を考えてしまいがちですが、
1年生は何でも時間かかるし経験が先、と割り切って取り組むことにようやく、慣れてきたこの頃です。