こんにちは、モルトです。
先週、法人登記を申請しました!スムーズにいけば、今週手続きが完了する予定です。
今日は、法人を作るにあたって、ちょっと悩んだ資本金について書きたいと思います。
独立を考えたとき、法人化することは最初から決めていました。
なぜ法人にしたかったのかというと、「個人事業主と取引してくれる会社は少ないと思った」からです。
実際、正確なことは分かりませんが、会社が新規取引を始めるときには
簡単な審査をしている会社が多いので、なんとなくそうだろう、という感覚です。
では、資本金をいくらにするか?これはちょっと悩みました。
初期投資がある程度かかる見込みはあったので、とにかく貯められるだけ貯金はしておきましたが、
そのうち、どれくらい資本金に回してよいのか、自分の判断でいくらでも決めて良いものですが、
会社員時代の悪い癖でしょうか、妥協点を探したがるというか、一般に合わせたくなるというか・・。
金額を決めるための判断軸がイマイチわからなかった、というのが正直なところだと思います。
で、いろいろ調べていくうちにわかったこと。
創業融資や設立後に融資を受けるなら、融資枠が資本金の倍までという制約があるようだと気付き、
これは一つの判断軸になりました。
あまり借入を想定していなければ、資本金とする金額は低く設定してもよいし、
もし足りなくなったら、借りられる範囲内で融資を申請するなり、あるいは
自分の貯金を会社に対して短期貸付という形で追加投入すればよいか・・とも思いました。
しかし結局、設備投資とある程度の運転資金を見込んで設定することにしました。
理由は貸借のバランスを考えたときに、見た目がなんとなく良かったからです。
なんとなく、多いですね。
いろいろごちゃごちゃ考えて、結局、無意識にあるであろう、勘や経験に頼ってしまう(笑)。
ちょっとだけ妄想。
もし、私にもっと余裕資金があれば、例えば1千万とか、それを投入しただろうか?と。
実際は無いので完全に妄想ですが、あればあるだけの範囲でモノを考えがちな自分と、
一方、ビビリな自分もいるので、結構悩んだかも・・と思いました。
ビビリ、というのは、これまで自分が経験してきたことを活かしながら事業をやっていくわけですが、
その経験値と実際に投じる金額が釣り合っているのか、と。
これも感覚的ですが、今の自分には1千万円以上を背負うだけの経験値は無いだろうなと思いました。
それは経験したことの数なのか、年数なのか、年齢なのか、人脈なのか、何かはわからないけど、
今回設定した以上の資本金は背負えないなーと思いました。
手のひら以上のモノは持てない、という感じでしょうか。
独立を考えた当初は、資本金の設定に自分の経験値を考えるとは思わず、
いろいろ真剣に考え始めてようやく出てきた気づきだったので、今回書き留めることにしました。
今日はこの辺で。