先日、インフルエンザの予防接種を受けてきました。
「予防接種してきた」というと、「受けたほうがいいのかな」と聞かれることがありますが、そういう判断は自分自身で判断するものだけどと伝えつつ「アレルギーがない限りは受けておいたほうがいいのでは?」と返答しています。
わたしがインフルエンザの予防接種を毎年受けようと思ったのは、一度インフルエンザに罹患して、かなり辛い思いをしたことがあるからです。
当時は20代前半で、なんか寒気がするな・・と思ったらあっという間に熱が出てとにかくすぐ帰宅。でも全然眠れないし横になっても体が痛くて落ち着かない。
完全に自分がどうなっているのか分からないくらい苦しい思いをしたので、あのときのような気持ちはもう二度と味わいたくない!ということで、以来とにかく毎年受けるようにしています。
10月から摂取できる病院やクリニックが多いし、10月中だと、かなり空いているのですぐ終わるのでラクですよ。受付から会計まで10分足らずです。
予防接種したのにインフルエンザになった、という声も聞きますが、看護師さんに聞いたところ2つの原因があるようです。
一つは、予防接種した型と違う型のインフルエンザになった。コレは仕方ないですね。
もう一つは、抗力として体に残りにくいという理由。
予防接種したワクチンが体内に入るとウィルスに抵抗しようとする免疫が作られますが、この抗力がどうやら残りにくい人がいるとのことです。
免疫力の持続性という感じでしょうか。
話を聞いた看護師さんによると、その看護師さん自身がインフルエンザに限らず、他のウィルスに対しても免疫力の持続性が短いらしいとのことでした。
看護師として働き始めるときに、いろいろなウィルスに対する免疫力の検査を受けて、”抗力が無い”と判定されたワクチンを接種したそうです。そして、5年くらい経過して再度検査をしたところ、当時摂取したはずのウィルスに対して”ほぼ抗力がない”という結果になったそうです。
一度は作られたであろう免疫力だけど、数年経つと無くなるので、抵抗力も無くなるということみたいです。
この看護師さんのようなタイプの場合には、インフルエンザの予防接種を早めにしてしまうともしかしたら遅い流行のときには、罹患してしまうのかもしれませんね。
自分がどういうタイプかを知りたいところですが、こういうのは、結局やってみないと分からないのが難しいところです。
「予防接種は意味がない」という意見のひともいますが、ウィルスに対する免疫や抵抗力は人それぞれなので、他人の意見に惑わされずに自分自身で判断するのが一番だと思います。