今の仕事

自分のためにがんばる重要性

投稿日:2017年5月31日 更新日:

2017年6月でスタジオ運営が2年目に突入します。

1年目を振り返って思うことを、つらつら書いていきます。

 

以前、モチベーションが下がる心配をしたけど、意外と大丈夫だった、という話を書きました。

 

今回はそれを少し補足する内容です。

 

起業をする人、これからしたい人、個人個人それぞれにいろいろな思いを持っていると思います。

 

そして、いざ起業したら必ずメンタルがキツくなる時もあります。

私は毎日何かしらのプレッシャーを感じます。

 

そうなったときに、どう乗り越えるのか、その気持ちの切り替えはかなり重要だと感じます。

 

 

常に自分の気持ちを大切に

 

どんなに事前に準備をしても

どれだけあらゆる想定をしても

起業をするということに不安を感じない人はいないと思います。

 

私もそうでした。

 

そしてその不安に心が折れそうになる。

 

そういうときにいつも奮起する切り替え方は

とにかく事業を継続する、自分のためにがんばる

という風に思うことです。

 

誰かや何かのためではなく、自分がやりたいなら続ける、がんばる、ということです。

 

 

自分以外のものにモチベーションを向けることは勝手に見返りを求める

 

私がスタジオをオープンした背景には、自分の働き方を考えて、ということが一番ですが

一緒に働く仲間の可能性を広げたい、もっとスキルを磨ける環境を作りたい、という動機もあります。

 

ただし、あくまでも動機の一つであり、それが出来たらいいな、というレベル。

自分のがんばりにより副次的効果としてそうなればよいのであって決して主たる目的ではありません

 

自分以外の人や事象に対するモチベーションが大きくなると、必ず相手に勝手に期待をかけてしまいます
それは同時に相手に不満を持つことにもなります。

 

自分だけががんばってるのに分かってもらえない、なんでなんだ、という。

 

自分以外の誰かや何かのためにがんばるモチベーションは危険。

危険というのは、諦めてしまう可能性がある、という意味です。

 

自分ががんばっていることに何かの反応が無いと辛い、

誰かからのねぎらいがないと辛い、

というのは

結局のところ自分が満足できる基準が他人任せということ。

 

自分で満足感を得られないことは、いずれそれを止める日が必ず来ます。

 

 

お客さんに対してもフラットな気持ちを持つ

 

インストラクターをするようになって、このことはお客さんに対しても同じなんだなと気づきました。

 

サービス対価分の内容を「お客さんのため」にしっかり提供する、というのは当たり前です。

 

しかし、リピートしてきたお客さんには段々と

もっと何かできないかな、と

お客さんのためにいろいろ考えるようになります。

 

顧客満足という観点からは必要なことだし、その姿勢と行動は維持する必要があると思います。

しかし、時々、度を越してしまうくらいいろいろ考えたり提供してしまうこともあります。

 

自分が納得して、経験のためと割り切ってするのであれば良いと思います。

そうではなく、

あんなにいろいろしてあげたのに、という気持ちが湧き起こってしまうとおかしなことになります。

 

 

個人のお客様を相手に商売する難しさは、

お客様一人ひとりの行動は予測できないこと。

 

今まで週1回来てた人が突然来店しなくなることはよくあります。

体調を崩したり家庭の事情であったり、

単純に飽きたり。

急に嫌になった、そういうことも否定できません。

 

良く来ていただいたお客さんだけに

いろいろ考えていたし、残念な気持ちになる。

それ以上不満を感じないように、何も考えないようにしておくためには

やはりサービスを提供する時から、自分の経験のために、と思うことが必要です。

 

まとめ

誰かのために、はいずれ諦めを招く。

何をするにも、自分がやりたくてやってることならがんばれるし継続できる。

 

やりたいではなく、「責任があるからやらざるを得ない」というのも

「責任を放棄したくない、放棄する自分はイヤ」ということなので、結局自分のため

 

逆に「自分のため」でなくなったならば止めよう。

無理して続けても遅かれ早かれ諦める日が来るから。

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(旧HNはモルト) 会社員を経て2016年より独立。エアリアルフィットネススタジオWeBA(ウィーバ)を運営。 これまで経験したこと、起業にまつわるアレコレ、日々の仕事、趣味など発信していきます。ブログについてはこちら