私は過去のことは良いことも悪いことも忘れてしまう傾向が強いです。
今動いていること、繋がっている人であれば多少過去のことも覚えているのですがそれ以外はどんどん忘れていきます。
嫌な記憶は無いに越したことはないと思うけど、良い思い出や苦労して得たことも比較的忘れています。
これは私の価値観が、常に今が大事、というのが強いからかも。
その理由を今日は書きます。
大学のサークルでOBが放った一言がキッカケ
サークルの思い出はほぼ忘れてますが、在学中のサークルで開かれたOB会で20代後半の男性が言った一言は覚えています。
それが、
「大学時代は良かった、楽しかった」
という言葉。
何の変哲もないよくある普通の会話ですが、その時の私は
「うわっ、カッコ悪っ」
って強烈に感じました。
今は全然楽しくない、みたいな様子が、今を充実させる努力を完全に放棄してただ愚痴っているだけに見えて。
「決してこの人みたいになりたくない」
「これからは、過去が、昔が良かった、などと二度と思わないようにしよう」
と心に決めました。
今が大事という価値観になる
それ以来、とにかく今を充実させる、常に今が一番良いと思える日を送ろう!と決めて早20年。
私にとって、過去は思い出として懐かしむものではなく、今を大事にしてきた単なる日々の積み重ねでしかない。
元々記憶容量は少ないんだし、過去のことは全て上書き保存で、今必要なことのためにエネルギーを注ぎたい。
幸いなことに、そういう日々を過ごせています。
なので、見た目や体力面は若さに執着したいけど、年齢そのものが重なっていくのは楽しいなーというのが正直な気持ちです。
ちなみに、こういう考え方だからなのか、同窓会に抵抗があります。
成人式で田舎に戻った際に、成人式後の飲み会で小中時代を過ごした友人と話をしたのですが、やっぱりダメでしたね。
なんというか・・思い出トーク満載で。全然つまんない。今のあなたが知りたいのに。
というまま終わった気がします。
記録することを心がける
ただし、冒頭に書いたように、本当に過去のことは忘れていることが多い。
大事なことは簡単にでも記録しておけばよかったーと今ちょっと悔やまれることもあります。
新しいサービスを売るにあたって、人前で話をしたり、文章にしたり、という場面が必ずありますが
「あぁ、これ類似のことで経験した記憶はあるのに、詳細が思い出せないー」ということが最近ありました。
記録することも大事ですね。
その手段としてブログは有効な手段だな、とも感じるこの頃です。