起業1年目を振り返る、理想と現実(集客) | 不安定な方が安定する？！

2017年6月でいよいよスタジオ2年目に突入します。

率直な感想は、

まじ奇跡っ！

いや、始める時は当たり前ですが継続することを考えてスタートしてます。

でも日々運営していくと「このまま続けられるのかな、1年もつかなぁ」ということが頭をよぎらない日はない！！

それくらい現実は厳しい、、

ということで、今月の資金はなんとか乗り越え、2年目に突入はできる見通しなので(あくまで突入ね)、

この一年で感じた理想と現実をつらつら書いていきます。

今日は集客について。

認知度ゼロのフィットネス

私が運営しているスタジオは、通常のフィットネススタジオと少し毛色が違うので、市場としてはニッチです。

というか、元々パフォーマンスをやるような人達のものをフィットネスに応用しちゃえ、というコンセプトは私が勝手に作りました。

ニッチどころか需要を掘り起こさなければならない種のものです。

ちなみにエアリアルフィットネスという単語も私が勝手に作りました。

フィットネスそのものも人々の生活に必要なものではないし、その中でも一般には全く知られてないシロモノ。

商売はなんでもやってみなきゃわからないとはいえ、見込みは全く予測がつかない。

今にして思えば、バクチ並みの出たとこ勝負の事業です。

しかし事業計画立ててるときはそこまで考えてなかった、甘かった。

事業計画を大幅に下回る現実

スタジオの売上見込みは、来店人数 × 客単価で算出します。

客単価は1レッスンあたりの料金でプログラムごとに算出。

来店人数は、プログラムごとに新規からリピーターに繋がる人数を予測して、延べ人数を計算。

とまぁ、細かく緻密に、そしてかなり保守的に計算して事業計画を立てました。

が、

いざオープンしたら当初計画の2割にも満たない！！

当初の計画だって最大稼働の4割程度の見込みで立てていたのにぃ！！

オープン当初は、「まぁ、そんな見込み通りにいかないよね」なんて思いながら、慣れないsnsで発信を続ける日々。

しかし、3ヶ月、4ヶ月と経過してもまるで浮上する兆しが見えない…

決して甘く見ていたつもりはなかったけど、人を集める大変さを、所詮、机上でしか考えられていなかった、ナメてた

という結果となりました。。。

メディアに取りあげられても変化なし

集客するためにとにかくやれることは手当たり次第、やりました。

と言っても集客できないイコール売上が立たずに資金が回らないわけですから、極力お金がかからないこと、

SNSでの発信、自分でポスティング、メディアへのリリース、プログラムのアレンジ・・などなど。

しかし

何ヶ月経っても計画には程遠い…

はい、現実は甘くないです。

いろいろ発信したことでメディアに取材いただく機会もありましたが、取材されたからと言って、お客さんがすぐに増えるようなことはまるでない。

取材が無いよりは全然良いけど、人を集めるというのはそんな容易くできるものではない、というのを身にしみて感じます。

認知されることと来店してもらうことの相関性はあまりない

ウチのスタジオがメディアにとりあげていただいたり、巷ではエアリアルヨガが注目されたりで、スタジオが提供していることも、なんとなく知られるようになってはきているなーとは感じます。

しかし、認知されたからといって来店に繋がるわけではない。

認知度が上がることと来店することの相関性は低いんだなと、この一年で学びました。

もちろん事業によっては相関性の高いものもありますが少なくともウチのスタジオは低いです。

知人、友人、スタジオを覗いていく近隣の方…とにかく会う人全員に、エアリアルフィットネスの内容や面白さを伝えれば、

ほぼ全員が「やってみたい」と言います。

でも「やってみたい」と「来店する」までの距離はかなりありそうです。

それは、価格なのか、プログラムの時間なのか、スタジオの場所なのか、雰囲気なのか、理由は様々と思います。

いや、最近では、こういう分析できるような要素ではないんだろうな、言葉には表しづらい何かしらの要素があるのでは、と思っています。

信用、ということもいえるでしょう。

だからこそ、難しいし、やれることを諦めずにやるしかない。

新規性が高い&運営者の知名度ゼロの事業は、がんばるしかない

集客について学んだことはたくさんありましたが、有効な対策は見つけられない一年でした。

そして2年目もおそらく同じだと思います。

事業そのものもが新規性が強く、かつ、運営する人間に知名度がなければ、

やれる限りの発信、施策を打ち続けるしかありません。

何をやってもお客さん来ない…と、負け戦が続くと気持ちが腐りそうになりますが

100の施策をやって1つ効果があればいい、今ではそう思っています。

プログラムを工夫するなど来店に繋げるためのアイデアのストックは今のところ50以上あるので、体力が続く限り挑戦し続けていきます。

まとめ

【現実は理想に程遠い】

計画は所詮計画。人を集めるのはマジ大変。

腐らすに人を集めるアイデアを考えチャレンジし続けるのみ。

結局、こればかりは根性論。