独立して丸三年が経ちました。
この一年はある人の言葉がずっと頭の片隅にありました。
知り合いのレストランのオーナーシェフが言っていた「三年目が一番キツイ」という言葉。
いわく、「一年目と二年目はなんとなく勢いでいけちゃうんだよね。三年目はちょっと(気持ちが)落ちるんだよね」と。
これを聞いたときは、なんとなく想像できるか・・?くらいで、あまり具体的にイメージはできませんでした。
で、実際に自分が三年目を迎えて過ごしてきた一年を振り返ると、たしかに、一年目や二年目よりキツイといえばキツイ。
なぜか。
わたしの場合はモチベーションが落ちるということはなかったけど、とにかく悩むことが多かったです。悩みながらも日々の活動はしなければならないのでゆっくり考える時間もなく、たまに時間が空いたかと思えば、その瞬間に気が抜けて考えたかったことを考えられなくなったり。
もちろん一年目も二年目も悩みは多かったけど、その悩みに対して行動できていた気はする。
三年目から感じる「キツイ」の根本には、「流れがわかるのに打ち手を打てない」というのがあります。
一年目、二年目の経験から、ある程度予測というか、傾向が読めるようになってきます。
なのに、それに対する策をだんだん打てなくなっている。
打てない理由は、能力(アイデア)が枯渇、気力もやや枯れ気味・・資金力もナシ。
文字にするとよけいにつらくなるな(笑)
この先ちょっと悪くなるだろうなぁ~とわかっていながら、それを黙って見てるしかないというようなことがまぁまぁあります。
なにか考えなければ・・対策せねば・・と、アイデアが出ないときでも、過去に一度試したことをもう一度視点を変えて考え直してやってみたこともあるけどなかなか上手くいかないですね。
と・・希望がなさそうなことを書いてしまいましたがそれなりに続けていると、あぁ、これはいい傾向なのではないか?と感じることもあります。
それは、これまで気づかなかった自分の得意なことがわかって、それをサービスにつなげられるようになったこと。
昨年の秋からプライベートレッスンを始めましたが、これは結構自分に合っている。
わたしは1対多 のレッスンより、マンツーマンで教えるほうが合っているんだなーと始めてみてわかりました。
スタジオをつくった当初は全然そんなことはわからなかった。
四年目はさて、どうなるか?
継続できる限りはとにかく続けたい!という気持ちは相変わらずなので、がんばります。やるしかない!!