こんにちは、モルトです。
先ほどNHKのニュース番組で「離婚・配偶者との死別 脳卒中リスク26%高くなる」という話題耳にしました。
いっつも思うのですが・・・
なんなんだ!?この死亡する「リスク」って!
「コーヒーや緑茶でがんになるリスクが低下」「貧乏ゆすりは死亡率を下げる」「ラーメン好きや短時間睡眠は糖尿病のリスクが高まる」
などなど。
「○○によって病気・死亡のリスクが〜」という話題は本当に多いな、そして、うざいな、と思います。
同じ被験者で異なるデータは取れない
この類の話題は、結局、伝えていることが結果論でしかないので、聞いたところで「へぇー」としか思わないんですよね。
今日のNHKで取り上げられていた脳卒中の話であれば、
「脳卒中で亡くなる人の割合が増えた」
→「最近、脳卒中で亡くなった人の傾向を調べた」
→「離婚や死別でパートナーを失った人の割合が以前より増えた」
という結果の話。
病気や死亡との直接の因果関係が明確に証明されているわけでもなく、離婚や死別でパートナーを失ってなかったら脳卒中にならなかったのか、という点は絶対に証明できないわけで。
それにも関わらず、「リスクが高まる」という表現されることに、とても違和感を覚えます。
相関関係はあるかもだけど、自分に置き換える必要はない
病気や死亡に至る要因の一つに、食習慣や生活スタイルが大なり小なり影響しているとは思います。しかし、人それぞれ個体差もあるし、同じ人間で同じタイミングで異なる環境に置かれた場合の検証ができないもの。
故に、自分に置き換えてアレコレ心配する必要はないと思っています。
健康を意識して好きでもないコーヒーやワインを無理して飲んだり、好きでもない食べ物を摂取したり、そんなことにどれほどの意味があるのか、こういうニュースを見る度に、ちょっと憤慨します。
先ほどの脳卒中のニュースでは、何組かの夫婦やカップルに街頭インタビューし、「配偶者を大事にしないといけないのね〜」「一人になるとストレスが多くなるしね〜」そんな感想を放送していました。
番組的には視聴者にそういうことを感じて欲しかったのかな?
このテのニュースを、「へぇー」と思う意外、どう捉えていいのかわからなかったので愚痴ってみました。