180度開脚を目指している方!
ぜひ、今の状態を正しく把握して、目標を数値化してみませんか?
横と縦の開脚角度を正しく測る方法をご紹介します!
参考にするのは数学の知識
開脚の角度は、大きい分度器があれば直接測ることも可能ですが、そんなに大きな分度器はたぶんない。
では、どうやって求めるか?というと、数学で習った知識を使います。
よこ開脚は二等辺三角形の角度
横の開脚は二等辺三角形の角度を求める式を使います。
脚の長さは左右で多少の違いがある方もいますが、通常、脚の長さを同じとすると、足のそれぞれのかかとを結ぶ直線を書くと、二等辺三角形の形になります。
その直線を底辺のa、直線の真ん中から体の中心を結ぶ線をhとする。この2つが分かれば、二等辺三角形の斜辺にあたる(b)および底角θ(シータ)は次の計算式で求めることができます。
計算は自分で・・というのは大変なので、こちらのサイトで求めることができますのでご参考下さい。(入力指定のところで”底辺と高さ”を選択)
数学が得意な方はぜひ、学生時代を思い出しながら計算してみて下さい!
たて開脚は直角三角形の角度を求める計算を応用する
では、縦の開脚角度はどのように求めればよいのでしょうか?
縦の開脚は少し工夫が必要ですが、横と同じように三角形の公式で求めることができます。
たて開脚の場合に使用する考え方は直角三角形。
まずは、前側の脚をしっかりまっすぐ伸ばして下さい。そして、なるべく骨盤が後ろに倒れないようにがんばって立てる。
測る部分は、後ろの脚のひざの位置、体の中心にあたる股間部分の2点を斜辺bとした直角三角形の形をイメージして下さい。
そうすると、ひざから前方に真っ直ぐ引いた直線(a)と、股間部分から横に引いた直線(h)が交わる部分が直角になります。
そしてaと斜辺bの間の角度をまずは計算式で求めます。aとhの長さを測ったら、計算サイトでbaの角度を求めましょう。
(下記のサイトで入力指定を”底辺と高さ”を選択して下さい)
そうすると、今度は股間部分とhの角度が引き算で求められる。
これに前脚部分とhで構成される直角を足すと、たての開脚角度を求めることができます。
たて開脚角度(黄色)=前脚とhの90°+(180°-ah90°ー角度θ)
ということで、メジャーさえあれば正確に開脚の角度が測れるので、ぜひしっかり計測してみて下さい!