大事な試合や大会前にはベストを尽くすためにいろいろ準備することがありますが、食事について悩む人もいると思います。
試合や本番の何時間前に食べるのがベスト?
食べるものは何がいいの?
水分は取りすぎないようにしたほうがいい?
心配するとキリがないくらいたくさんあります。
運動時のエネルギー消費は糖質→脂質の順に消費されるので、低血糖にならない工夫は必要と思います。
そして、食事量や時間についてはふだんから自分の体の特徴を知っておくとコントロールしやすいです。
食べると動けない、食べないと動けない、どちらのパターンかを知る
わたしは運動する前に食事をすると動きが鈍くなるタイプです。
消化活動にエネルギー源が奪われて、胃に血液が集中しあたまがボーっとしてきます。気を抜くとあくびが出てしまうほど消化にエネルギーを要します。(胃があまり強くなく、ふだんから脂や砂糖系のものが苦手)
なので、しっかり練習をしたいときや大会当日の食事量はかなり少ないです。
これまで経験してきたスポーツで参加した試合や大会当日の食事は、普通サイズのおにぎり半分ほどの量です。
本番や試合の時間が夜の場合は一日かけておにぎり1個を少しずつ食べるという、めちゃくちゃ食べられない人です。
ふだんの練習でも、たとえば夜の時間帯にしっかり練習する場合、その日の食事量はおにぎり2個くらいに抑えてます。
本当はもっとたくさん食べたいのですが、食べると動きが鈍るのでガマン。
一方でわたしとは正反対に、試合の直前まで何か補給していないと動けないという人もいます。しかもお肉や油系の、消化に時間がかかりそうなものを食べる人もいます。
こればかりは個体差によってそれぞれ違いがあるんだなーと常々感じています。
自分がどちらのタイプかを判断するためにはふだんの生活をしっかり観察する、に尽きます。
おそらく練習する時間や練習強度によって、食事時間や内容も異なるのではないでしょうか?
本番を想定したような練習のときに、どのような食事だったらパフォーマンスが出ているかをしっかり確認しておく。本番はそのときと同じ準備をするのが一番良いです。
お子様がスポーツをされているケースでは、たとえば、体育の授業は午前と午後のどちらが本人にとってやりやすそうか、という確認も有効と思います。
試合や大会でベストパフォーマンスを出すための食事は、ふだんの状態をよく確認しておく。
そして、一番良くできたときと同じ準備(食べる時間・食事内容)をしておくことをおすすめします。