以前、teri先生と大島ゴルフセンターに体験に行ったときに「ゴルフも体幹が重要ですよね」という話しをしたら、ゴルフの先生は「スポーツは全部、体幹が必要ですね」と話してました。
そうです!スポーツはどんな競技でも、基本的に体幹を鍛える重要性は高いのです。
でも、それってなぜなんでしょうか?
感覚的には理解できるけど…という感じの人も多いと思うので解説しますね!
体幹とは?
ここでいう体幹は、スポーツ医学的に表現する「体幹筋」ではなく、体の部位としての部分です。
写真の部分の範囲にある筋肉、腹筋・背筋などのアウターマッスルや腸腰筋や細かいインナーマッスルも含みます。
スポーツにはなぜ体幹を鍛えることが必要か?
スポーツと体幹を考えるポイントは次の二つです。
- どんなスポーツでも、必ず体の一部または全部を継続的に動かす
- 体を動かせば必ず力が発生する
つまり、スポーツをするということは体から何らかの力を発生させるということです。
いやいや、当たり前じゃん・・という声が聞こえてきそうですがこれはとても重要なことです。
どうして重要かというと、力を効率的に使えれば筋肉は疲れにくく、筋持久力(筋肉を動かし続ける力)を高く保つことができるからです。
反対に、ムダに力を使ってしまうと体は早々に疲れてしまい息切れもします。
では、ムダに力を使わずに効率的に使うためにはどうしたらよいのでしょうか?
力を効率的に使えるかどうかは重心に左右されます。重心が定まっていないと、力は効率的に出せない。
静止して立っているときの体の重心の位置は、丹田(たんでん)あたりです。
(詳細はこちらの記事を参考に!)
体のほぼ中心あたりが、体の力がつりあっているところです。
動いているときの重心の位置は体勢によって変化するので、つねに「どのように重心が移動するのか」を意識して動けると力を効率的に使うことができます。
重心の動きをつねに感じるためには、体全体を連動させて動けるとわかるようになります。
体全体を連動させるというのは、たとえば
- ボールを投げるときに「腕で投げる」のではなく「肩と大胸筋」の動きから力を使えるようにする
- 走るときは「足だけ(ひざ下)でがんばる」のではなく「上半身を安定させて脚を上げる」ようにする
というように、より、体の中心に近い部分の筋肉を使って力を伝えられることができると力を効率的に使えるのでスタミナ切れを防ぐことができます。
スポーツによって特徴的な動きはみな違うので、ぜひご自身が取り組まれているスポーツではどういう動きが「体を連動させた動き」になるのか、研究してみてください!
ちょっとわかりづらいな・・という方はこちらのレッスンにご参加いただければアドバイスできますので、ぜひ一度体験に来てみてね!
まとめ
スポーツにはなぜ体を鍛えることが必要か?
- それは、体を連動させて動かすことで筋肉をなるべく効率的に使ってスタミナが切れるのを防ぐ
- 体を連動させて動かすにはつねに重心の動きを知る、そのためには体幹がぐらつかないように安定できるように鍛える
ということでした!